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2019/06/15

大工の技術

職人ブログ

6月に入り、暑くなったり、涼しくなったりで体調管理が難しい時期ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
現場工務の進藤です。

今回は大工の技術【手刻み】をご紹介します!

テレビでご覧になった事がある方も多いと思いますが、
トンカチとノミなどを使用して、木材を加工する技術です。
近年は【プレカット】と言う技術があり、
工場の機械で加工された木材を使用してお家を建てていきます。

しかし、この【手刻み】という技術は大工さんの手作りです。
機械も使用しますが、細かい調整は手作業で行います。





木材に目印となる墨をつけ、削っていきます。
全て機械で加工されるプレカットが主流となってからは、手刻みが出来る大工さんが
少なくなってきており、将来的に失われてしまう事が危惧されている技術です。




なぜ手刻みで木材を加工しているのかというと、リフォームのためです。
リフォームの際に減築、あるいは増築したい場合、そのお家に合わせて
木材を加工してあげる必要があります。
この技術は、大工さんの腕前がはっきりと表れます!
写真のものは飯島大工が加工したのですが、とても綺麗な仕上がりです。
木材を繋ぎ合せた時にピッタリとはまる事でしょう!(^^)!






大工さんに限らず、職人さんが普段どういう作業をしているのか、
またご紹介したいと思います。

では、次回の職人ブログでお会いしましょう!

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