ハナコ　あなたのお家の窓は何を使ってる？　の巻

女性建築士と造るハナコの家
オフィスHanako 近藤です。



「ブログの文章が長い」
近藤の久しぶりの登場ですよ～！



以前のブログでは、

「ZEHとBELSって何？」
「お家の気密性能って大切なの？」
「長生きするお家って？どんなことするの？」

というような内容をご紹介致しましたが、
とても長いです…（苦笑）



長いのです



がっ！！！


全部読んで頂いた方には！
お家の省エネについて詳しくなって頂ける様な
内容になっておりますので
是非最後まで読んで頂けると嬉しいです…





まず先日のブログでご紹介致しましたが、
ハナコのお家、
「ハウス･オブ･ザ･イヤー･イン･エナジー2018」
受賞いたしましたー！！！！
 

性能ブログライター(自称)の近藤にとっても

すごく！すっっっっごく！！嬉しいです！(；；)


前回のブログで賞のご説明を致しましたが、

では、なぜ「ハウス･オブ･ザ･イヤー」はあるの？
と疑問に思われる方もいらっしゃると思います…。
今では省エネルギー住宅が当たり前の世の中ですよね…。



その答えは、なんと！
この「ハウス･オブ･ザ･イヤー」、
省エネルギーに優れた住宅を表彰するだけが
目的ではないのです！



日本における省エネルギー住宅の普及と
質的な向上に貢献することを
目指している制度なのです！！！！！



難しいことをずらずら書いてきましたが、

ハナコのお家は省エネ面でも
認めて頂けたということです(；；)
ありがとうございます(；；)










さてっ！
ほんの少し性能ブログから脱線致しましたが
本題へ参ります～。



今回のブログでは、
皆さまの身近にある「窓」について
ご紹介させて頂きたいと思います♪

皆さん、朗報です！
健康にも、お財布にも優しいお話ですよ！！





みなさんは「窓」に
どのようなイメージを持っていらっしゃいますか？

答えは！ずばり！
窓は「暖かい家にするための重要ポイント」です！



ハウス･オブ･ザ･イヤーの話の中で
「今では省エネルギー住宅が当たり前の世の中…」と思われた方！
お家の窓を見てみてください…！





アルミサッシ+単板ガラスだった方、
残念です…
あの暖かさを知らないなんて
近藤は悲しいです…





暖かいお家にするための重要ポイントは
「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」です！

実は↑の窓を使用しているお家は
残念ながら、まだまだ少ないのです…



この「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」、
どのようなことに関係してくるでしょうか？














①ずばり！部屋が暖かい！！

窓は「熱の出入りが最も多い場所」です。
夏は７４％の暑さが窓から入り込み、
冬は５２％の暖かさが窓から逃げています。



その効果を感じることが出来るのが新潟では「冬」。



夏は室内と外では温度差が１０℃前後ですが、
新潟の冬では室内と外では温度差が２０℃前後にまでなります！



そこで、暖かいお家に欠かせない
「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」。



なぜでしょうか？



各断熱性能を比べてみましょう。

・アルミサッシ　　　　　　　   　 6.51
・樹脂窓+Low-E複層ガラス　　　 1.41
・高機能グラスウール100mm　　 0.38

「高機能グラスウール100mm」とは壁内の断熱材で
比較するために例に挙げてみました。

数字はどれだけ熱を通しやすいかを表した数字になります。





いかがでしょうか…
壁の断熱性能には敵いませんが
アルミサッシとくらべると樹脂窓は、
ぐんっ！と壁の断熱性能に近づきます◎





次に、断熱性能ではなく、室温で比較してみましょう。

弊社では「オール樹脂窓+Low-E複層ガラス」が標準仕様なのですが
弊社の標準と「アルミサッシ窓+単板ガラス」を浴室で比べてみると



な、な、なんと…
約１３℃も差があると言われています！！



暖房設定２４℃のキッチンでは、
窓辺での体感温度に約３℃も差があるのです！
体感温度の３℃とはどれくらいか想像付かない方、
なんとセーター１枚分もの差があるのです！











②お財布に優しい！



「アルミサッシ+単板ガラス」のお家では
「暖房器具の電気代無駄消費活動」
を行っているのですが！



「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」のお家では、
効率よく暖房器具を使用できます。




電気代はどれほど変わるのでしょうか？
年間の光熱費で比べてみましょう。

アルミサッシ+単板ガラス　　　　　 75,600円
オール樹脂窓+Low-E複層ガラス　　 55,600円

年間で20,000円の差が出るのです。
たったそれだけ？と思われた方、



窓だけでこんなにお得になるんですよ！










③最後に、健康にも安心◎

みなさん「ヒートショック」という言葉
お聞きしたことありますか？



ヒートショックって恐ろしいんですよ！



まずヒートショックとは、
急激な温度の変化によって
血圧が大きく変動するために起こる
健康被害のことです。
(健康被害：脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞など)





なんとこのヒートショック、、、
お家の中でも起きます！！！！



ヒートショックと聞いて思い浮かぶのが
「浴室」。

平成２５年度では、入浴中に亡くなった方は約19,000人。
大半がヒートショックが原因であると考えられています。
平成２５年に交通事故で亡くなった方は4,363人、
入浴中に亡くなった方のほうが約４倍多いのです。





しかし、ヒートショックは
浴室だけで起こるとは限りません。

冬の夜、布団に入ってウトウトし始めたとき、
お茶飲み過ぎちゃった…
トイレ行きたいな…
でも寒くて布団から出たくない･･･
という経験ありませんか？？



布団の中は３０℃～３３℃
寝室内は約１０℃
トイレは約８℃！

なんと温度差２０℃以上！！！！！



この家の中でのヒートショック、
窓の断熱性能が良くなるだけで
温度差は２～３℃になると言われており、
格段に改善されるのです！



また窓の断熱性能が良いと
ヒートショックが少なくなるだけでなく
普段の室温も変わってきます。

室温と発病リスクに関して
↓のような調査結果があります

・高血圧や脳卒中を発病した人の家は、
　そうでない人の家に比べて２℃寒かった
・高断熱住宅に転居したことで有病者が減少
　（アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎など）
・断熱改修したことで高血圧が通常値に改善
・脱衣室の室温が平均２℃違うだけで健康寿命が４歳延伸！



すごいですね～。



健康面を考えると、
「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」は
小さい赤ちゃんからお年寄りまで
みなさんに優しいですね～◎











「ハナコ　あなたのお家の窓は何を使ってる？　の巻」
いかがでしたか？？？



今回は窓のことを中心にお伝えしましたが、
窓は「暖かい家にするための重要ポイント」であって
他にも重要な点が沢山あります…



のでっ！！！



それは前回までのブログを
是非チェックしてくださいね～(＾＿＾)



今回もながーーーーーーく
書かせて頂きましたが、
皆さんにお家はデザインだけでなく性能も大切！
ということを知って頂きたく書いております。。。

実際に断熱性能を体感できる素敵なハナコのお家が
続々と完成しておりますので
是非、完成見学会にいらしてください♪

また人気エリアの中央区弁天橋通、
東区松園にもモデルハウスがありますので
是非遊びにいらしてください♪






新潟市で戸建・新築・家を建てるならオフィスHanako♪