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2025/02/15

寒いのにエアコンが止まる・冷たい風しか出ない

おうちのメンテナンス

Hanakoアフター担当 髙橋です。

寒いのにエアコンが止まったり、
冷たい風しか出てこないー(泣)
という現象に困っていませんか。

主な原因は3つ!!!

①設定温度 

お部屋の温度が設定温度に近づいたり、
室温の下がりすぎを防ぐ理由で、
数分運転を止めたり、
送風を繰り返したりします。
「自動運転機能」によるもので、
故障ではありません。


②フィルターのお掃除運転 

お掃除機能搭載の機種の場合は、
連続運転が長くなると、
フィルターのお掃除のため
運転を中断します。
「おそうじ運転」が終わると
元の運転に戻ります。
お掃除機能が動作する条件については
機種によって異なりますので、
取扱説明書をご確認ください。


③霜取り運転 

暖房運転時、室外機に霜がつくと、
「霜取り運転」を行います。
通常運転時は暖房に使っていた熱を
霜を溶かすために
室外機の方に逆流させるため
エアコン本体(室内機)からの
温風の吹き出しは止まってしまいます
しばらくして霜が溶けてなくなれば、
暖房運転は再開します。

寒いとついやってしまいますが、
室内を温めようと設定温度を上げると
熱交換器の仕組み上、
室外機がどんどん冷えて、
外気温よりかなり低温となってしまい
その温度差で霜が付着する、
という悪循環が起きてきます。

「霜」の何が問題かというと、
空気を介して熱を取り込んだり
放出したりしているエアコンにとって
霜がつけばつくほど、
室外機の空気の吸い込み口が
ふさがれてしまい
熱交換の効率低下
 =暖房運転の効率低下

となるのでよろしくないですね。

ちなみに、霜が付きやすい気温は、
5.5~マイナス7℃ 位で
湿度が高いと条件が揃います!
雪が積もっていて、気温が低い日は
 「要・注・意」なんです。




【霜取り運転で暖房を止める回数を減らすには】

→ 設定温度を1~2℃低く

 室内を温めようと頑張ると、
 室外機の熱交換器が冷えて
 霜が付きます。
 頻繁に霜取り運転が
 発生するようであれば、
 設定温度を下げてみてください
 (目安は18~22℃)

→ フィルターを掃除する

 フィルターが目詰まりすると、
 暖房効率が落ちるため、
 暖房運転を頑張ってしまい、
 霜取り運転が起こりやすくなります

→ 室外機を雪に埋もれさせない

 雪に囲まれてしまうと、
 空気を取り込めなくなり、
 運転できなくなる可能性があります。
 室外機周りを除雪するのはもちろん
 置台で高くする・壁付けにする、
 防雪部材を設置する、
 など工夫しましょう。



→ 購入時に検討する

 究極ですが、霜取り運転中も
 暖房が止まらないエアコンを選ぶ。
 「寒冷地仕様」は
 室外機にヒーターが付いていて
 暖房運転を止めない仕組みです。


【霜取り運転中でも寒さを和らげるには】

→ サーキュレーターを併用する
 
 お部屋の上に溜まる暖かい空気を
 サーキュレーター(扇風機)
 で動かします。
 人に直接風が当たると、
 体感温度が下がるので、
 風向きに注意して、暖気が
 室内で循環するようにしましょう



→ 断熱性能を上げる
 
 壁面に比べ、窓から熱が逃げるため
 断熱シートや
 断熱カーテンを取付したり、
 内窓(インナーサッシ)を
 取付したりするのも効果的です。

→ 加湿する

 冬は湿度を上げることで
 乾燥を防ぐだけでなく、
 体感温度が上がると
 暖かく感じられるので、
 加湿を心がけましょう。
 加湿器は、
 エアコンの対角線上に設置すると、
 暖気にのって空気が循環します。
 (窓付近は結露に注意)



 

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