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2024/09/17

新潟で人気!女性建築士が考える収納上手な家づくりのコツ

お家づくりコラム

みなさんこんにちは。

女性建築士と作るハナコの家オフィスHanako株式会社です。
今回のブログでは大人気「冬の玄関収納」についてご紹介いたします。
まだ残暑が厳しいですが、そろそろ迎える秋冬シーズンに
「あ~また雪かきシーズン到来だな~」なんて考えていらっしゃる方も
少なくないのではないでしょうか。そして意外と…雪国新潟に求められる
独自の収納が必要…なんですよね。


普段からお客様の多くが、家づくりの際、特に悩まれるポイントの一つが「収納」です。限られたスペースを有効に使いながら、生活動線を考慮した収納設計は、新潟のような雪国では一層重要になります。今回は、女性建築士の視点で提案する「収納上手な家づくりのコツ」を、新潟の気候や生活スタイルに合わせた実例とともにご紹介します。



 


玄関収納は「大容量」+「使いやすさ」が鍵

新潟の冬といえば、雪かきや冬のレジャーが日常の一部です。家族全員が雪かき用のスノーダンプやそり、長靴といった冬のアイテムを使う場面が多く、その収納場所を確保することが不可欠です。そこでおすすめするのが、大容量の玄関収納です。

大きめの収納スペースには、スノーダンプやそりなどの大きな道具をしっかり収納できるように設計し、玄関に乱雑に置かれることがないようにします。また、引き戸を採用することで、開け閉めも楽々。必要なものをすぐに取り出せ、外から戻ったときもスムーズに片付けができます。



 

加えて、日常的に使う靴や小物は、手が届きやすい場所に収納できる工夫を取り入れています。例えば、玄関近くに家族一人ひとりの靴を収納するスペースを設け、それぞれの「定位置」を決めることで、靴が玄関に散らかることなく、常に整理された状態を保つことができます。




濡れた衣類をそのまま玄関で干せるスペース

冬になると、外で遊んだり通勤・通学をして帰宅したとき、どうしても衣類が濡れてしまいます。そこで役立つのが、玄関に設置した「濡れた衣類を干せるスペース」です。

家に入ってすぐに、コートや濡れた衣服を吊るせるスペースを設けることで、リビングや他の部屋に湿気や雪を持ち込まず、すっきりとした空間を保てます。このような細やかな収納の工夫は、女性建築士ならではの視点から生まれた設計です。

 

入浴や着替えが楽々!玄関近くに設置した洗面所

冬の寒い日には、外で遊んで帰ってきた子どもたちが、すぐにお風呂に直行できる動線があると便利です。新潟の家づくりでは、玄関近くに洗面所を配置し、外で濡れた衣類を脱いだ後すぐに洗面所で手洗いや着替えを済ませられる設計をおすすめしています。

特に、子育て世代のご家庭にとっては、帰宅後すぐに洗面所が近くにあることで、子どものお風呂や着替えのサポートがしやすくなります。さらに、動線がシンプルなので、無駄な移動を減らし、家事の負担も軽減されます。




まとめ

新潟での生活に合わせた収納上手な家づくりは、快適な生活を支えるために欠かせない要素です。女性建築士の視点から設計された、実用性とデザイン性を兼ね備えた収納プランは、特に子育て世帯や共働き家庭に最適です。家事の負担を軽減し、生活空間をより快適にするための工夫を、新潟の気候や地域性に合わせて取り入れた事例をもとにご紹介いたしました。

次回は、リビングやキッチンの収納の工夫についてもご紹介しますので、お楽しみに!


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