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2024/07/20

コーキングって何ですか?

おうちのメンテナンス

Hanako アフター担当 高橋です。

「コーキングって何ですか?」

という質問をいただくことがあります。

お客様にお伝えする際は、「コーキング」と言うことが多いですが、

別名「シーリング」とも呼ばれ、

建築物の防水性や気密性を保持する目的のために、

継ぎ目や隙間に充填(じゅうてん)する材料そのものや工事や工程の名前を指します。





外壁や屋根の工事、ひび割れの補修、部材の端末処理などといった外部工事の利用だけでなく、

お風呂やキッチンなどの水回りまで広範囲で利用されている多様性に富む材料で、


防水目的以外にも、外壁とサッシ、浴槽や壁といった

硬い材料同士がぶつかり合うのを防止するクッション材としての役割も持ち合わせています。


TOTOメンテナンスより

軟らかくて施工性が高く、防水性能に優れる材料ですが、

年月の経過とともに劣化するので定期的に打ち替えが必要になってきます。




コーキング材の役割の基本は「防水」です。

そのため、ひび割れや破断などが発生した場合には、

漏水の危険性が高まりますので、早急に対処をご検討くださいね。



ちなみに、

ベタベタして汚れが付きやすくなった。

縮んで隙間ができた。

変色して汚い感じになった。

ということが、経年で起きてきますが、

それらは、

コーキングの中にある「可塑剤(かそざい)」と呼ばれる物質が原因で起こる現象です。

可塑剤とは材料を柔らかくするための成分なのですが、

年月とともにその成分が溶けて表面に出てしまうので、ベタついたり、硬くなったりする訳です。

そろそろ打ち直しを検討しないとかな、という目安にしていただけたらと思います。



「コーキング」材には、主成分によって様々な種類があります。

【シリコン】
シリコンはコストパフォーマンスに優れます。
しかし、シリコンオイルと呼ばれる油成分が常に出る為、
基本的にその上に塗装することができません。
ガラス廻り、キッチン廻り、浴槽廻りが主な使用場所です。

【変成シリコン】
シリコンという名前が付いていますが、通常のシリコンとはまったく別物です。
外壁の目地に充填後コーキング材の上から塗装可能ですが、
塗料とコーキング材の相性により稀に「はじき」や「ベタツキ」が発生する場合もあります。
ちなみに、外壁サイディングの目地に使われているコーキングの、
大半は変成シリコン系のコーキング材です。
柔軟性があるので動きの大きい金属類への使用も可能です。


最近は、道具も便利になってきています。

簡易的なコーキングなど、ホームセンターで購入可能ですので、

自分でやってみようかな、と思った時は、ご相談ください!

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