べた基礎がいいって本当？

職人ブログを6月22日に更新したばかりのオフィスHanakoの石井です！


職人ブログ更新させていただいたので読んでみて下さい！


そして！！この度、石井戻ってまいりました！


子供が産まれ、産休育休が終わり、とうとう現場監督として仕事復帰いたしました。


お客様のお家づくりもお手伝いをできるように


今後に向けて日々努力し仕事を頑張っております。


今回はタイトルにあるように「べた基礎がいいって本当？」


というお話をしたいと思います。


まず、基礎には2種類あります。


1つは「布基礎」もう1つは「べた基礎」です。


布基礎は、建物の壁面に沿って、連続して設けられた帯状の基礎のことです。


べた基礎は、住宅が建つ床下の全体に鉄筋コンクリートを流して造る基礎のことです。


この２つの違いというと


べた基礎は範囲内のすべてを掘削する。布基礎は立ち上がりの部分を掘削します。


石井画伯のイメージ画になります！

こちらが布基礎↓


こちらがべた基礎↓



青いマーカーされてるのが基礎
赤いペンで矢印が書かれてるのは支えている力になります。


また、べた基礎と布基礎のメリット、デメリットについてお話していきたいと思います。


〇べた基礎

・メリット→不同沈下が起こりにくい、シロアリ被害を防げる

イメージ画を見た通り支えている力が布基礎より大きいのがわかるかと思います。
そのにコンクリートも厚くなるためシロアリによる被害も防ぎやすくなるというわけです。

・デメリット→コストが高くなる、コンクリート内の鉄筋によって強度が変わる

コンクリートが厚くなる＝基礎屋さんの手間がかかる=コストが高くなる
ということにつながります。べた基礎がいいかと思いますが、その分コストが大きくなります。


〇布基礎

・メリット→べた基礎と比べてコストが安くすむ、点で支えているためべた基礎より頑丈な箇所がある

べた基礎とイメージ画を見て比べると、布基礎の方は三点から力が加わっています。なのでポイントによっては強度が強くなり、また全体にかかるわけでもないため、コストが抑えられるのです。

・デメリット→耐震性はべた基礎より劣る、シロアリが侵入しやすい

面で支えるべた基礎と比べ、布基礎は点で建物の荷重を支えるため、どうしても耐震性で劣ってしまいます。また布基礎は隙間が大きいため、べた基礎よりはシロアリが侵入しやすくなっています。（オフィスHanakoでは防蟻処理をしています！）


それぞれのメリット、デメリットを見るとこっちがいいけどこれがなぁ～など意見はたくさんあるかと思います。


それぞれいろいろありますが、結局は全部良いというわけではないということです！！！


皆さんもべた基礎についてもっと詳しく調べてみて、


どんどん基礎について博士になってみてはいかかでしょうか！