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2018/09/14

ハナコ 気密性能への取り組み の巻

お家づくりコラム


女性建築士と造るハナコの家
オフィスHanako、近藤です。





さてさて、本日はハナコのお家の「性能」について
ご紹介したいと思います♪





お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが
実はハナコのお家の性能編、第2弾でございます…

前回はZEHやBELSについて書かせて頂きました。
ZEH?BELS?と思われた方は是非コチラを読んでみてください♪





第2弾の今回は、「気密性能」に関してご紹介します。



まずハナコのお家は「気密性能」自信を持っています!
これはハナコ社員全員が胸を張って言えます!



住宅の気密性能って?気密性能ってそんなに重要なの?と
思われる方も多いかと思います。



まず読んでくださっている方に知って頂きたいのは
気密性能の良いお家とは「隙間の少ないお家」のことを言います。

隙間がないので冷暖房の効きが良くなります!
花粉症などアレルギー物質の室内への侵入も防ぐのです!!

花粉症の方にはありがたいですね~。





中には気密に良い印象をお持ちでない方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

換気が悪くなるのでは?
湿気で家がダメになるのでは?などなど…



そう思われてる方、実際は、
真逆なのです!!!!!!

それは追々ご説明致します◎








まず気密性能を表す「C値」
建物の床面積1㎡当たりの隙間面積を表します。

分かりやすく言い換えると、
値が大きいと隙間は多く、
値が小さいと隙間は少ない
ということです。





そんな気密の数値を計測する「気密検査」
ハナコでは全棟で行っております↓






興味をお持ちの方はモデルハウスをご覧の際に
「このお家のC値は?」とスタッフに是非お尋ねください♪






だがしかしです…しかしです…
性能編第1弾を読んでくださった方に悲しいお知らせです…。

近藤もとても悲しいのですが…
「BELS」や「住まいの通信簿」では
この「気密」という項目はあまり大きく評価されません(;;)!!





しかしハナコは気密性能を上げるために努力しております!
それはなぜか…?

実は、数字で大きく評価されなくても
住まわれる方には大きく
「気密性能」なるものを感じて頂けるのです!








先ほどの風通しや湿気などを含め、
気密性能を上げるとこんないいことがあるよ~
という点をご説明します◎





・省エネ!快適!
 
 隙間だらけのお家に住んでいることを
 想像してみてください。



 冬は隙間から冷たい空気が室内に入り込み、
 夏は蒸し暑い空気が室内に入り込むのです。
 そんな中でエアコンを使用するとどうなるでしょうか?
 エアコンの効きが悪くなりますよね。

 隙間を少なくすることで、電気代を節約できます。
 美味しい話です~◎

 また、電気の使用量が減るということは
 地球温暖化にも貢献でき(省エネです)、
 一石二鳥なのです!





・効率良く換気!
 
 隙間風がない分、
 窓や換気扇など室内の空気の出口と入口が決まってきます

 となると隙間風は室内空気を淀ませる原因になるのです。
 
 そんな淀んだ空気の中には
 ハウスダストなどアレルギー物質や臭いも含まれます。

 先ほども申し上げたとおり
 アレルギーをお持ちの方にはおススメです
 また小さいお子様や赤ちゃんにも
 安心して生活していただけますね◎

 わたし自身も「淀む?」と理解できませんでしたが、
 換気扇から室内の空気を外に排出する際、
 脇から隙間風が吹き込んできたら
 換気扇周りの空気ばかりが外に排出され、
 換気扇から遠いところの空気は排出されません
 


 換気が悪くなるのでは?という疑問の答えは
 NO!です!





・ながーく生きる家づくり!
 
 長生きするお家をつくるとき
 皆さんは何を思い浮かべますか?

 
 地震が来ても倒壊しにくい性能ですか?
 長く使えるエアコン等の機械関係ですか?
 痛みにくい床材や壁紙ですか??



 わたしが建築について学び始めた大学1年生のころ、
 建物なんて自然災害に襲われない限り
 傷まないだろうと考えていました。

 大学の授業の中では、木造住宅についてはもちろん、
 併せて日本の住宅の歴史や気候についても学びます。

 そんな中で知ったのは
 「湿気でも住宅の寿命は縮む」ということです。
 



 湿気と気密(隙間)に何が関係あるの?と思われた方。

 冬になると気温は0℃~10℃、
 時には氷点下になります。

 みなさんは部屋の空調は何℃に設定されますか??

 大体20℃に設定しても
 屋外と屋内では10℃~20℃、
 それ以上にもなるときがあるのです

 



 隙間から漏れ出た
 湿気をたっぷり含んだ暖かい空気が
 寒い寒い壁の中や床下に入り込むと
 何が起きるでしょうか?

 空気中に吸収しきれなくなった水分が
 水となり出てきます。
 (冬になると窓が結露しますよね?その原理です)

 壁の中では水分が断熱材に吸収され、
 湿った断熱材はカビを発生させます。
 壁の中には柱など躯体も存在しており、
 躯体木材は腐っていきます。

 床下も同様です、
 湿った床下でも躯体が腐っていきます。
 


 ながーくお家に生きてほしい方は
 隙間を少なくしてください◎
 
 なので気密性能が良いお家は湿気でダメになる?
 という疑問の答えも
 NO!です!








それでは!ここで!!
気密性能の良い住宅をつくるための
ハナコが取り組んでいること
をご説明します♪




自称:気密マニアの泉大工
現場の様子をお見せします!




床の合板の目地も!






スイッチの隙間も!





電気配線の穴も!!!



隙間がありませんね~◎






丁寧に、丁寧に
ハナコのお家を作ってくれます。






是非みなさんにも気密性能を実感して頂きたいです♪




モデルハウスや完成見学会も随時ございますので
興味を持たれた方はお気軽にいらしてください♪




新潟市で戸建・新築・家を建てるならオフィスHanako♪

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